子犬のトイレトレーニング実録!失敗させないことが完成の近道でした。

Wan-chan

ゆうばーばです。
トイプードルのかんちゃんを育てています。

このブログは私[ゆうばーば]が、かんちゃんを育てながら気づいたことや、わんちゃんの情報・おすすめ商品を紹介していきます。

今回はトイレトレーニングについての紹介です。

わんちゃんを迎えた初日から必ず始める大切なトレーニングがトイレトレーニングです。わんちゃんに出来るだけたくさん成功体験をさせてあげて、たくさんほめて信頼関係を深めながら進めていきましょう!

「犬 トイレトレーニング」で検索するとたくさんの情報が出てきます。でもわんちゃんにもいろんな性格の子がいますので、どのトレーニングが合うかはやってみないとわかりません。私は自分たちに合いそうなトレーニングを探すところから始めていきました。

これからトイレトレーニングを始めようと思っていらっしゃる方はトイレトレーニングってうまくいくの?簡単なの?と不安に感じてるかもしれません。
私もそうでした。でもいざやってみると簡単ではなかったけど、楽しくトレーニングすることができました。愛犬との信頼関係も絆も深まりました。その道のりを紹介していきたいと思います。

1.トイレトレーニング計画

私はまずかんちゃんを迎える前に、自分でも教えられそうなトイレトレーニングを探しました。この時点ではまだ性格がわからないので、私でも失敗せず教えられそうだと思うものを探したのです。
そして今後だんだんとわかってくるかんちゃんの性格に合わせてアレンジしていくことにしました。

私が選んだのは「時間を決めて飼い主さんがトイレまで抱っこして連れていく方法」です。これなら時間さえ空けすぎなければ、お漏らししようがないので、私でも上手く出来そうです(笑)
連れていく方法でトイレを覚えたら、家の中に小さなわんちゃんの部屋を作ってあげて、その部屋を少しずつ広げていくという計画です。
急に広いお部屋で自由にさせると失敗する確率が高くなりますので、何回かに分けて広さをステップアップしていく作戦です。まず部屋の変化から紹介していきます。

2.部屋の変化の様子

わが家の実際のレイアウトです。
ピンクの部分がわんちゃんの部屋です。ステップ1から現在まで3か月くらいかけて少しずつステップアップしていきました。目安としては倍ずつ増えていくイメージです。

レイアウトの変化の詳細を知りたい方はこちら↓
犬を迎えてから室内フリーまでの道のり!我が家の変化の様子をレイアウト図面付きで解説します

3.準備

トレーニングの前にまず準備をします。トイレとハウスを用意しました。
下の写真は実際にうちの子が使っていたトイレとハウスです。ハウスは屋根付き・扉付きのものにしました。ハウスの奥に囲い付きのトイレトレーを置いて周りにトイレシーツを敷き詰めています。うちの子の場合はこの囲いつきトイレを気に入り、初日からこの中でトイレをするようになりました。囲いはダイソーのフリーマルチパネルを結束バンドで止めて連結ジョイントに差し込んだものです。
トイレは場所がとても重要だと思います。出入口から離れた、人通りが少ない壁際の部屋の落ち着く場所に設置しました。

ステップ1↓

トイレ管理表も作りました。
こちらは私が実際使っていた表です↓初日(6/6)の時点でうちの子は4ヶ月でした。

4.トイレトレーニングの進め方

ステップ1

①初日、自宅に帰宅したらすぐにトイレサークルの中に入れました

②トイレサークルの中で上手に排泄が出来たらおやつを与えてほめてあげます

③少し遊んであげたらハウスに入れて扉を閉めて休ませます

④排泄のタイミングでハウスから出してトイレサークルまで連れていき、扉を閉めます

⑤「ワンツー」など決まった掛け声をかけて排便を促します

⑥②~⑤を繰り返します

⑤のかけ声をかけることで「ワンツー」=排泄を促されていると理解してくれるようになるので毎回声をかけてあげましした。
③の遊ぶ時間は最初は5分程度で、その後様子をみながら10~15分に増やしていきました。
最初はずっとハウスに入れっぱなしでかわいそうな気がしました。でも「1歳までは約20~18時間の睡眠、1歳以上の成犬の場合、約12~15時間の睡眠が必要なので、1週間くらいはハウスからださないほうがわんちゃんのためにもなる」と知り気持ちが楽になりました。

初日はずっと抱っこでトイレに連れて行きました。
2日目からは、リードをつけてハウスからトイレに誘導して中に入ったら扉を閉めて排泄するのを待つようにしました。リードを緩めていても自分でトイレに入っていたので、リード無しで「ワンツーワンツー」と声をかけて誘導しました。
トイレに誘う間隔は最初は2時間おきで様子を見て4時間まで延ばしました。
夜中も4時間おきにトイレに連れていきました。
子犬のトイレの間隔は月齢+1時間が目安だそうです。うちの子は4ヶ月だったのですが、慣れない場所ということを考慮して4時間おきにしたのですが、漏らすことなく上手くいきました。

ステップ2

1日目も2日目も失敗せず順調だったので、3日目からステップ2に進みました。サークルでわんちゃんの部屋を作り、その中にハウスとトイレを設置しました。
最初からいきなりフリーにせず、ステップ1と同じ方法でハウスの扉を閉めている状態からスタートしました。だんだん扉を閉めている時間を少なくしていき、最終的にハウスの扉は外すか開けっぱなしの状態で、かんちゃんが自分のタイミングでトイレにいけるようにしました。

ステップ2↑
私が使用したサークルはアマゾンで5,000円くらいで購入しました。8角形と正方形、長方形に変形できるタイプで、ステップ1では長方形をさらに結束バンドで止めてサイズダウンさせて使用していました。

ステップ3~4

1週間目からステップ3に進みました。
ステップ2でもっと長く過ごす予定だったのですが、8角形のサークルだと部屋に沿わず狭く感じてしまったので、4角形に変更するか部屋を広げるか迷いましたが、トレーニングが順調に進んでいたこともあり、フェンスで区切り部屋を広げました。しかし急に広げすぎたせいで、このときに何度か失敗を繰り返して悩みました。このときの対策を下の「5.失敗が続いたときのおすすめ対策」にまとめました。

約2ヶ月目からステップ4に進みました。
ステップ3で納得するまで練習したので、ステップ4は順調に進みすぐに現在の室内フリーでのトイレトレーニングが完了しました。

ステップ4↑

5.失敗が続いたときのおすすめ対策

  • トイレでないところでしてしまう
    1. トイレの時間を把握する
      わんちゃんをよく観察しないと失敗の原因はわかりませんが、わんちゃんを四六時中観察するのは大変なことです。
      トイレの管理表を作ってトイレの時間や成功具合を管理することで、わんちゃんを観察するタイミングがしぼりやすくなりました。
    2. トイレシートを1回毎に交換する
      うちの子はトイレシーツが汚れているところでは排泄したがらなかったので毎回交換しました。
    3. トイレを2個以上設置する
      毎回交換していても
      ・うっかり交換し忘れるとトイレシートの隣でされる。
      ・ウンチだけシート以外のところでしてしまう。
      ということが何度かありました。うちの子はどうやらうんちとオシッコを同じところでしたくないタイプだったようです。
      2と3を併用することで、うっかりシート交換を忘れてももう一つのトイレでしてくれるようになりました。
    4. 構いすぎない
      わんちゃんの性格にもよりますが、うちの子は構いすぎることで興奮して周りが見えなくなり失敗することがありました。トイレ管理表でわんちゃんの排泄時間を確認して排泄しそうな時間は構いすぎないようにしました。
    5. 失敗しても無反応で片付ける
      怒らないようにはしていましたが、つい「わっ」「きゃー」と反応してしまうことはありました。でも失敗してもさっと無言で片付けて、なるべく印象に残さないようにしていました。
    6. ハウスの扉を閉めてハウスの中で過ごす時間を増やす
      自由な時間が増えるとそれだけ失敗する確率も増えてしまいます。成功が続いているときはどんどん自由時間を増やしていき、1度でも失敗するとハウスに入れて落ち着かせます。次成功すると自由時間を元に戻すが、失敗するとハウス時間を増やす。を繰り返していました。
    7. フリースペースの範囲を狭くする
      徐々にフリースペースを広げることで失敗の確立は低くなります。あまりにも失敗が続いたら前のステップに戻そうと思っていましたが、そこまで失敗が続くことはなかったので、実際戻すことはなかったです。
  • トイレからはみ出す
    1. トイレのサイズを見直す
      わんちゃんはどんどん大きくなります。トレーニング開始時点より体長が長くなってトイレに納まりきらなくなります。
    2. ドライブスルー方式にする
      わが家は最初はステップ1・2の写真のように後面が空いている囲いを使っていました。でも排泄物がはみ出たり、自分で踏んでしまうことがあったので、ドライブスルー方式に変更しました。変更してからは入口から入って出口からで出るので、動線が単純になり床を汚すことがなくなりました。

レイアウトの変化の詳細を知りたい方はこちら↓
犬を迎えてから室内フリーまでの道のり!我が家の変化の様子をレイアウト図面付きで解説します

6.まとめ

トイレトレーニングはすぐに覚える子もいれば、なかなか覚えられず時間がかかる子もいます。でも根気強くトレーニングを続ければ、必ず覚えられます。
でも覚えたと思っていても、体調や環境の些細な変化で失敗するようになってしまうこともあります。そんな時は必ず理由があるはずです。決して怒ったりせず、わんちゃんに寄り添い、わんちゃんのペースに合わせてトレーニングをやり直してあげましょう。

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